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土曜日の夜に、テレビで「黒井戸殺し」を観ました。普段、テレビを見ることは多くないのですが、たまにはいいでしょう。

原作は、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」。

アクロイドが黒井戸。エルキュール・ポワロは勝呂武尊。

ポワロが勝呂で、エルキュールが武尊とは、こだわりがありそうですね。

原作で、私は見事にクリスティの仕掛けた罠にはまった（？）一人です。

よほど注意深く読まなくては(読んでも）、気がつかないんじゃないですかね。ふと読み飛ばしてしまうでしょうよ。

そもそも、ミステリー小説を、それほど真剣勝負で読むわけでもないし。

弁護士も、ある事柄について、さりげなく書いたり、敢えて触れなかったりすることはあります。

(詳しく）書かれていないから、重要でないということもないわけで…。

逆に、どうでもいいことを、敢えて大げさに書くこともありませんか。

全体の中で行間を読むことは、大切だとは思います。

その点、クリスティは巧みですね。

それにしても、アクロイド殺しを映像化するって、やはり大変ではないですか。